れ も ん 汁 の出涸らし

ドバドバドバーット山積みの言葉という名のクソ

【デュエパ】汎用カードリスト サンプルデッキリスト付

 

このクソブログに集った、本当にデュエパが好きな方。本気でデュエパをはじめたい方。こんにちは。

 

れもんです。

 

★改めてリストを選定した理由について

れもんは過去に3回、デュエパ汎用リストを作成しています。

幸いなことに多くのプレイヤーに見ていただいた一方で、私自身ほかの方のデュエパへの思いやデッキ構築を見る機会も増えました。

他プレイヤーの構築理論を目の当たりにし、改めて、2023年のデュエパ汎用リスト決定版を作成しようと思い至った次第です。

 

  

     ↑↑↑↑↑↑↑

    これ、今の皆さんの気持ち

 

2024年1月20日のエキサイティング・デュエパ・デッキ発売が心待ちにされる中、「そんなの待てないが?」「もうデュエパやる気まんまんだが?」という皆さんの一助になれればと思います。

 

今回は『各文明の特色』に触れながら、ピックしたカードが『どう役立つのか』も付加していきます。デッキを組むときにパートナーの持つ文明を見て「ああ、コイツは〇〇が得意な文明持ってるから、それを活かせるデッキにしよう」──みたいな考え方をするときに使ってください。

そのせいで文字数が爆発的に増えています。

字を読むのが面倒な方は画像だけ保存してもろて。

 

 

はじめに:デュエパの特徴

 デュエパは多人数でやるデュエマです。

 デッキ構築の際にはパートナークリーチャーを一体選び、それが含む文明のみを持つカード59種類のハイランダーでデッキを構築しなければなりません。

 初期手札とシールドは6枚からスタート。先行だろうと第1ターン目からドローがあり、同名カードは各プレイヤーごとに1ターンに1枚しか使えません。

 ……まあここまではルール読めば分かるんですよね。

 それが具体的にどんな影響を与えるのかというと

  • ハイランダー構築のためデッキの特定の動き(狙ったコンボなど)の再現性が低くなる。このランダム性すらデュエパの楽しみの一つ。
  • 手札とシールドは確かに6枚と普段と比べ多いが、敵は3倍に増えているため基本足りない。
  • 同名ターン1の縛りがあるため理論上ループは不可能。殴って勝つことが前提。
  • 敵が3倍ということは駆け引きも3倍、普段よりも高度な知能戦を要求される。

などなど。

 特にゲームに大きな影響を与えるのがパートナー。

 パートナーはゲーム開始時点から他プレイヤーに公開情報として周知されます。後述の各文明の特徴のとおり、大体パートナーの持つ文明を見ればどういうデッキの動きをするのか分かります。

 加えて、パートナーは実質「必ず初手に引ける、ハンデスを受けないキーカード」ですので、デッキのコンボの中核となる場合がほとんどです。特にデッキレベルが高くなるほどハイランダーのランダム性を排除しようとしがち(もはやテンプレ構築すらあるの)で、そうなると絶対引ける切り札であるパートナーへの依存度が高まってきます。

 そして発生するのが強そうなやつ狩り

 例えば《砕慄接続 グレイトフル・ベン》をパートナーにしているプレイヤーがいたら(こいつ8マナ溜まったら爆発的にリソース伸ばして制圧盤面作ってきそうだな……)と察知できますよね。そうなると(マナが溜まる前に狩るか♤)と他プレイヤーから思われてしまう──つまりなんか強そうなパートナーのやつは3人もの敵から狙われて袋叩きされるなんてことに。

 パートナーの選定から既にゲームは始まってるんですよね。これがマジで面白い。

 

 DAKARANANY

 

 

 

以下汎用リスト。

 

◎光文明


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 スパーク呪文を筆頭に優秀な防御系S・トリガーを多く持ち、ブロッカーやシールド追加によって延命率が高い光文明。小型のメタクリーチャーも多いものの、よほどの制圧力を持たない限りデュエパで見かけることは少ない(即ち、デュエパで見かける小型メタクリは軒並みバケモン。これは光文明に限らず)です。得意とするシールド化による除去は、他プレイヤーと密な協力・連携をしない限りデュエパでは最弱の除去手段であることは留意したい点です。

 ビッグマナ系統の多い高デッキレベルの戦いにおいては《グローリー・スノー》などの所謂「便乗ブースト」カードにより、自然文明抜き、チャージャー呪文無しでもマナブーストできる稀有な文明でもあります。ただしクリーチャーである《天星の珠 ラ・クルスタ》《緑知銀 イーアル》はサーチ手段に乏しいため優先度は極めて低いことには留意してください。

 

◎火文明


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 スピードアタッカーやその付与など、攻撃性能が高い火文明。広範囲な小型除去も得意。水文明や闇文明ほどではないにしても、手札入れ替えないしドロー、そして墓地肥やしも可能な文明でもあります。あとランデスもできます。キモいね。

 できることは多いものの器用貧乏ぎみで、単色のカードとなると目ぼしい汎用カードはほぼありません。さらに極めて防御力が乏しい文明でもあり、まともに受けとして機能しつつ、手札に引いても腐りにくいS・トリガーはないと思ってもらったほうがいいでしょう。

 専売特許である「追加ターン」効果・能力はデュエパのルール上消失しています。もうひとつの特徴「敗北回避」の効果・能力をよく見かけることとなるでしょう。《燃える革命 ドギラゴン》や《伝説のレジェンド ドギラゴン》、《絶対無敵シールド(“B-暴”砲台ストロンガの下面)》などの「次の自分のターンのはじめまで」負けないテキストは実質追加ターンになるのは覚えておきましょう。

 

 

◎水文明


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 ドローとサーチが得意な水文明。ハイランダー構築で対戦するデュエパにおいて、ぶっちゃけパートナーが水文明持ってるかどうかでプレイ難度が変わるんだな(武家茶太郎)。ただしドローもサーチも「持ってくるカードありき」。文明単体でのカードパワーはダントツで低い──と言いたいものの、《完全不明》《終末の監視者 ジ・ウォッチ》のようなターンスキップによる制圧、《神々の逆流》という盤面有利さえあれば勝利に直結するランデス呪文など優秀なフィニッシャーまで所持しており、一概にはローパワーと断言できない強さも秘めています。《龍素記号Xf クローチェ・フオーコ》《サイバー・N・ワールド》のような墓地リセットまであり、ロングゲームにも耐えうることから性能が高い文明であることは確かです。取り敢えず初心者は水文明を入れろ高校。

 なおマナブーストだけはヘタクソ。

 

 

◎闇文明


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 墓地肥やしと墓地回収によるリソース確保、ハンデスによるテンポ・アドバンテージの獲得、パワーマイナスや破壊によるボード処理。まるでカードゲームの教科書のような闇文明。これは「闇文明は闇文明だけで完結している」ことを意味し、混色すればするほど弱くなるということでもあります。他文明を抹殺するバロム一族の能力を踏まえると納得の行く特徴ですね。

 そのため、デッキを問わず色さえ合えば採用できる、本当の意味で汎用と呼べるカードは極めて少ないです。近年は主人公の扱う文明として絶大な強化を受けている他、絶対的なフィニッシャーにして圧倒的なヘイトタンク《DARK MATERIAL COMPLEX》も登場。今後に期待大。

 

 

◎自然文明


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 オデ、マナ、フヤス。

 オデ、シールド、タクサンコワス。

 オデ、出た時能力、ケス。

 オデ、イチバン ツヨイ!

 優秀なマナブーストカードでマナを増やして《地封龍 ギャイア》のようなでかつよ(なんかコストがでかくてつよいクリーチャー)を出します。1+1=2くらい単純明快な勝利の方程式を持つ自然文明ですが、その方程式の単純ゆえに他プレイヤーから見てもわかりやすいくらい警戒すべき動き・カードパワーのためヘイトをためやすく、実質いちばん頭が悪い文明かもしれません。

 マナブーストカードは《闘争類喧嘩目 ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》や《マーチングドラム ミドリ/ハーメルン・ハーモニー》のようなゲーム後半でも役割を持てるブースト、特にクリーチャーを優先して採用するようにしましょう。

 

 

多色はリストのみ。

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サンプルデッキリスト

デッキレベル1

ファン

勝利よりもみんなで楽しめることを重視する

アポロ・デス・フェニックスパートナー

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デュエルマスターズ ザキラごっこ デッキレシピ詳細 | ガチまとめ

参考価格:¥10,220〜

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❏あまり深く考えず、使えるカードをポンポン投げていくデッキ。チャージャーやコスト軽減のルピアから、パートナーのアポロ・デス・フェニックスへと繋げます。

❏原作のキャラクターを意識したデッキ構築のため、キャラクター性にそぐわないカードを不採用とすることでデッキレベルを落としています。

 

 

デッキレベル2

カジュアル

みんなで楽しみつつ、勝利も目指す。

★無改造のエキサイティング・デュエパ・デッキ単体はすべてこのデッキレベル2に位置づけて良いでしょう。

f:id:otakulemon:20240113070941j:imagef:id:otakulemon:20240113070954j:imagef:id:otakulemon:20240113071007j:imagef:id:otakulemon:20240113071021j:image

意図的に「デッキ確認のせいでゲームのテンポが悪くなるサーチカード」や「一方的なゲームになってしまう制圧カード」が入っておらず、カジュアルプレイを想定しているのが伺えます。良いお手本ですね。

※強いて文句を言うなら『不敬なり!』に関しては若干マナブーストカード(特にゲーム後半腐る2コスト)が多すぎる。いじる余地あり。でもチアリはこれで勝ってたんだよな……。

 

一応、私からもサンプルをひとつ。

マニフェスト〈リーフ.Star〉パートナー

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デュエルマスターズ リーフ.Starのコンボビート! デッキレシピ詳細 | ガチまとめ

参考価格:¥13,270〜

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ハイランダーにも関わらず敢えて、逆に、パートナーを《マニフェスト〈リーフ.Star〉》にすることで「サーチ」と「コンボ」を主体とするデッキ。コンボの派手さを際立たせるため、敢えて、逆に、《終末の監視者 ジ・ウォッチ》や《完全不明》のような制圧カードも終着点として採用しています。

❏単色ゆえに対応力に欠ける部分があり、パートナーからして悪いことしそうなのはすぐバレるため基本は「やられ役」。デッキレベル2が妥当だと判断しています。

 

 

 

デッキレベル3

ガチ

勝利を追求することが楽しみにつながる。

ようこそ修羅の国へ。

 

我我我ガイアール・ブランドパートナー


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デュエルマスターズ 3ターン目にひとり消す デッキレシピ詳細 | ガチまとめ

参考価格:¥10,565〜

絶対に初手に我我我握ってる赤単速攻普通にイヤすぎる。マナカーブどおりにクリーチャーを展開すれば最速で3キル(一人退場)が可能となっています。しかも自壊した我我我はパートナーゾーンに戻って使いまわせるため、見た目より息が長いです。受けが弱そうなやつを退場させてニチャつこう!

❏攻め攻めデッキ全般に言えることですがビッグマナ系統のデッキに一度制圧盤面を作られると100%巻き返せないため、先に倒すプレイヤーは吟味する必要かあります。

 

雷龍ヴァリヴァリウスパートナー

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デュエルマスターズ 4ターン目にふたり消す デッキレシピ詳細 | ガチまとめ

参考価格:¥19,615〜

❏豊富かつ優秀な3コストチャージャーから4ターン目のヴァリヴァリウス着地に繋ぎ、攻撃時のマジボンバーで「他のマジボンバー持ちスピードアタッカー」や「出た時クリーチャーをアンタップするクリーチャー」を踏み倒しながら殴り続けるデッキ。うまく繋がれば4ターン目にふたり退場させられます。攻め攻め。

❏なぜかヴァリヴァリウスには攻撃後盾追加能力があり、なぜか「出た時クリーチャーをアンタップするクリーチャー」は相手クリーチャーもタップできるものも多いため、なぜか防御力も高いへんなデッキ。

 

 

不敬合成王 ロマティックダム・アルキングパートナー


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https://gachi-matome.com/deckrecipe-detail-dm/?tcgrevo_deck_maker_deck_id=781d9acc-0989-44e1-926c-8f5e884c4fd1

参考価格:¥20,240〜

❏↑↑↑↑↑↑エキサイティング・デュエパデッキ8個買えるじゃん!!!!!!バカ!!!!!

❏3ターン目に消しに来るヤツ、4ターン目に消しに来るやつ。そんなやつらの猛攻を耐え凌ぐべく豊富なトリガーを採用しつつ、マナブーストで着実に自分のできることを増やしていくコントロールデッキです。シールドを全部割りつつ、除去を2回耐えながら横展開してくるヤバいパートナー、ロマティック。まず間違いなく最初に狙われることになりますが、それを耐えることかえできればこちらのもの。クリーチャーロックのギャイアとザ・キラー=キーナリー、呪文ロックのドルファディロムとモモミーズ。もうほかの奴らには何もさせずシバき倒しましょう。

 枠があればジ・ウォッチとか完全不明も入れたいな……。

 

 

煉獄邪神M・R・C・ロマノフパートナー


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デュエルマスターズ ビマナを消す デッキレシピ詳細 | ガチまとめ

参考価格:¥23,830〜

❏↑↑↑↑おい!!!笑笑

❏高デッキレベル同士での対戦ではどうしても増えてくるビッグマナ系統のコントロールデッキ。強力なそれらに対し、2種の「弾丸リュウセイ」や必殺コンボ「魔天タクヤ」によりランデスをキめ、COMPLEXでワールドブレイクしながら気持ちよくなるデッキ。

❏パートナーのМRCはデュエパだと強いカード筆頭。4人の墓地を参照し低コストとなったМRCで果敢に攻めつつ、除去・蘇生・ランデスで自分に有利な状況を作ります。他方で見た目ほど受けは強くなくビートには弱いため、手八丁口八丁でビマナを悪者にしたてあげ、攻撃の的にならないよう立ち回るデュエパ力(ぢから)が求められます。

 

 

 

 

以上となります。

ほんとはエキサイティングのリストの改造案とかも紹介したいのですが、今回はここまで。

 

ではまた。