れ も ん 汁 の出涸らし

ドバドバドバーット山積みの言葉という名のクソ

【デュエパ】ヴァリ


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金トレジャーのヴァリヴァリウスが好きすぎてW戦で勝ち確盤面なのに『お前の負けだ!!』って言われたベルベルみたいな顔になってる。

 

 

早速この激カワ美少女をパートナーとするデッキレシピを見てくれ。


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デュエルマスターズ ダウナーギャルをパートナーにするためのデッキ デッキレシピ詳細 | ガチまとめ

画質が悪いため、上記リンクでの確認を推奨する。

デッキレベルは3。『最大値で4ターン目にふたり退場させる』デッキなので

今回は構築分野のアウトプットを目的としないため、かなり簡単にデッキの動きに触れながら、それに伴う一部カードの採用理由だけ述べていく。

 

 

①パートナーから考えるデッキの動き

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まずテキストを音読してみよう。

◼自分のクリーチャーがなければ、このクリーチャーの召喚コストを3少なくする。

◼スピードアタッカー

◼W・ブレイカ
◼マジボンバー 7(このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から1枚目を見る。その後、コスト7以下のクリーチャーを1体、自分の手札または山札の上から出してもよい)

◼このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分の山札の上から1枚目をシールド化してもよい。

つまり───

1. 左上に書いてある数字は➇ではなく⑤。

2. ダブルブレイカー(4回攻撃すれば1人退場させられる)。

3. 攻撃のたびにコスト7以下を踏み倒し、シールドを増やす。この能力を出たターンから使える。

 

ほかにも強いところはたくさんあるが今は無視でいい。

上記3点で察しが良い方は気づくのだが、コイツが攻撃するだけでゲームが終わる、と書いてある。

 

何故か。デュエル・マスターズには「クリーチャーをアンタップする能力」を持つクリーチャーが存在するからだ。

《ヴァリヴァリウス》の3.の能力でそれらを踏み倒すことで擬似的な無限攻撃が可能となる。IQ15の知性でも理解できる単純明快な“†答え†”に諸兄らも《ビックリーノ》の如く目を飛び出させて驚いていることだろう。

ちなみに、《ヴァリ》をパートナーにした場合採用できる「出た時に《ヴァリ》をアンタップできる能力を持つクリーチャー」の最大枚数は(おれの知識が正しいなら)


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14枚

もある。

アタックトリガーでアンタップさせるカードなども含めれば、おおよそデッキの1/3が《ヴァリ》をアンタップするためのカードとなり得る。それらを(手札+デッキトップ1枚)の中に3枚引き込めた瞬間、トリガーなどを考慮しなければ一人の退場が確定する。

『勝つためのパートナー』として適性が高い。

 

 

◼なぜダイナボルトじゃないのか


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  • 《爆龍皇 ダイナボルト》というか他のマジホンバー持ちクリーチャーや、《鬼羅.Star》なんかをパートナーにした場合も同じ戦法をとれる。じゃあなんで《ヴァリ》なのか?というのも勿論理由がある。
  • まずかわいい。それ以上の理由は不要。
  • 一応ゲーム的な部分も見ると、『最も早いターンに』『最もアンタップ能力持ちクリーチャーが多い文明を持ち』『最も上限コストの大きい踏み倒しができる(≒その他の踏み倒し能力を持つクリーチャーも自身の踏み倒し能力で踏み倒せる)』クリーチャーが《ヴァリ》なので、差別化自体はできているんスよ……。

先述のアンタップ能力持ちの14枚はすべて、《爆龍皇 ダイナボルト》《DOOOPPLER・マクーレ》《U・S・A・CAPTEEEN》の3枚からもマジボンバーで踏み倒せるが、《ヴァリ》はこれら3枚を最も低いコストで踏み倒せる。マジボンバーを連鎖させやすい始点なのだ。

つまり一番確変に入りやすい台がヴァリヴァリウスってコト。

デッキを見ることのできる枚数は《ダイナボルト》の方が多いのだが、《ヴァリ》はシールド追加能力により2度目の攻撃以降は実質山札の上を2枚見れるため、大した差ではない。断言こそできないがおれはヴァリヴァリウスのほうが強いと思ってる。

 

ということで『連鎖的展開によるビートダウン』……まさしくチームボンバーらしい戦い方がこのデッキの特色となる。

 

ビートダウンである以上攻撃に移るターンは早ければ早いほど良い。

特に高レベルのデッキ同士の対戦、不特定多数の人間が集まるイベントなどでは、5色系統のビッグマナが母数としては増えやすく、尚且つロングゲームになりがちなデュエパでは勝ちやすいデッキタイプでもある。

それらのデッキを用いる他プレイヤーが反撃できるほど準備を整えてしまう前に、一気に殴り抜けるのがベターだろう。要はヴァリヴァリウスを早く出したいって話。

 

つまりデッキに必要なカードは

  1. 3ターン目までに使用可能マナを“最低1増やす効果を持ったクリーチャー以外の”カード または 《ヴァリ》のコストを“軽減できるクリーチャー以外の”カード(場に残るクリーチャーは《ヴァリ》自身のコスト軽減効果を阻害するため)
  2. 《ヴァリ》で出すことのできる、《ヴァリ》をアンタップできるクリーチャー
  3. 登場時または攻撃時に2.を踏み倒せるクリーチャー

の3種類でデッキは完成する。

更に欲を言うと、デッキのカードは可能な限り《ヴァリ》で出せるコスト7以下のクリーチャーのみにしたい。

 

そしてここまでは、パートナーゾーンを見た他プレイヤーも考えつく(デッキ内容として想定できる)。

 

 

②さらに必要となるカード

退場させられたくないプレイヤーは“《ヴァリ》の着地”や“《ヴァリ》による踏み倒し”を絶対に阻害したいため、《とこしえの超人》や《清浄のカルマ インカ》などのメタクリーチャーを立ててくる。

念の為補足するが、それらのカードは当然他プレイヤーのヘイトも買いやすい。結果的には他のプレイヤー全員の動きを阻害することになるので、実は放置しても周りが消してくれたりする。

とはいえこちらもメタクリーチャーを除去したいことに変わりはなく、必然、デッキスロットの一部はそれらのカードで埋まることとなる。


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▲タマシードなので《ヴァリ》の軽減を阻害しない

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▲自壊するので軽減を阻害しない

 

加えて、前述の通りこのデッキは“相手に反撃される前に殴り切る”デッキで、裏を返すと“殴り切れないまま反撃されると手も足も出ない”デッキでもある。

《ヴァリ》のシールド追加能力という心ばかりの防御要素はあるものの、やはり欲しい………圧倒的………『力』……ッ!!


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▲チカラ

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▲アバレ

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▲アド

即ち現代デュエマにおける超強力なロックカードや耐性付与カードを投入することで相手の防御札を無効化、攻撃性能に極振りすることで実質的な生存能力を上げようというアホな話。

 

以上を踏まえると、デッキ内のカードの役割は下記のいずれか6つのどれかに当てはまる。

  1. 3ターン目までに使用可能マナを“最低1増やす効果を持ったクリーチャー以外の”カード または 《ヴァリ》のコストを“軽減できるクリーチャー以外の”カード
  2. 《ヴァリ》で出すことのできる、《ヴァリ》をアンタップできるクリーチャー
  3. 登場時または攻撃時に2.を踏み倒せるクリーチャー
  4. メタクリーチャーを除去するカード
  5. 相手の呪文を封じたり、クリーチャーの展開を阻害するクリーチャー
  6. 自分のクリーチャーに除去耐性を付与するクリーチャー

 

➂もう構築で語ることがない

 3コストのチャージャーから最速4ターン目の《ヴァリ》着地を狙い、そこから他プレイヤーを殴り倒すデッキになった。何も難しいところのない、奇をてらわない真っ直ぐなデッキ。まるで純愛だ。

 あとはもう極力上家取れるようお祈りするしかねぇわ。

 

 強いてオリジナリティを挙げるなら《カタビラ》か。除去の乏しいこのデッキにおいて「すべてのバトルに勝つ」というテキストは非常に心強いぞ。

 

 

④なんで不採用なの?のコーナー

構築段階で採用予定だったカードを紹介し、不採用理由を語ることにする。


①聖スマン

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▲《ヴァリ》から出して強いカードなのだが、せっかくのニンジャチェンジのテキストが腐り気味のため不採用。どうせならテキストは上から下まで無駄にしたくない。

 

②パロッタ・剣・ルピア

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▲メタ除去とアンタップ能力を兼ねることができるハイスペック鳥だが、アンタップのタイミングが「バトルに勝った時」、バトル能力は「攻撃する時」で、最速で更地に着地した《ヴァリ》から捲ってもハズレ枠となる。ヴァリ着地前に場に出すこともできないため不採用通知を送りつけた。

 

➂逆プリン

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▲なんで不採用にしたのかおれにも分からん、教えてくれ。今さっき書いてる途中で《エモーショナル・ハードコア》抜いて入れ直した。

 

スカラベ

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▲もっと裏向きマナをたくさん生み出せるんなら確定枠にすらなる。さすがに現状弱すぎるため入れる余裕はない。

 

⑤トバル
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相手のクリーチャー同士でバトルさせられる。除去として優秀だが、それだけなので不採用。見た目に反しドラゴンではないため、《VAN》や《ソレムニス》が居ても出せる。

 

⑥ルベル・ゴルギーニ

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最大の魅力はそのパワー。アルファディオスすら叩き潰す圧巻の数値。またクリーチャー/タマシードとして《ヴァリ》の軽減を阻害せず、ターン終わりのアンタップする効果も強力。おまけ程度の除去効果もある。確定枠にはならないが、入れない理由は薄い。

今回不採用にしたのは「殴り返される前に殴り抜ける」ことを重視したため。本来このカードを採用していた枠に条件付きで《ヴァリ》や《マクーレ》、《ヴォルケノン》をアンタップできる《覇帝なき侵略 レッドゾーンF》を入れた。

 

⑦熱血龍 バトクロス・ハンマーf:id:otakulemon:20240408200429j:image

自分より速いデッキに対してトリガーとして有効に働き、《ヴァリ》から踏み倒せる。即時打点として機能するのも偉い。偉いのだが、今回は「ボルシャック」名称を持ち、場に残らず《ヴァリ》の軽減を阻害しない《ボルシャック・ローレン・ドラゴン》を優先した。枠があれば十二分に採用圏内となる。

 

➇革命の絆

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0トリガー使う前に殴り勝つつもりだし、《ヴァリ》から出してもあんまりバリューが高くない。今後のご活躍をお祈りしております。

 

⑨各種低コストメタクリーチャー

 
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このあたりの採用は個人の趣向レベルの話なので軽く流すが、どうせヴァリで出すならもっとゴツいメタクリ出したいとおれは思っているので不採用。

 

 

 

 

終わり終わり。

散れッッッ