バトルスピリッツがアツい
前回までに起こった3つのやらかし!
- “メインデッキ”に“両面カード”を入れるギミックが誕生、さらに環境必須レベルの両面カードの封入率を絞った!
- 過去作主人公を永遠に擦り続ける!(これは今もやってる)
- 公式ルールで遊べるフルプライスゲームが誕生、しかし「無料アプリ」の遊戯王MDリリースと被ってしまった!
取扱店舗も少ない、遊戯王とは異なり原作がないにも関わらずアニメ放映がない、つまり新規獲得が難しい。
去年あたりは「このゲームガチで終わりやね…w」って思ってました。
──たぶん商品開発の偉い人が変わった。
高額カードをチマチマ再録しつつ、少しずつ、少しずつ変化していき……。
2023年。ついに大きく動き出す予感。
①バトスピ版トレーナーズボックスの発売
これすごくない?????
[BS64]契約編:界 第1章 閃刃 スタートボックス − 商品情報|Battle Spirits バトルスピリッツ トレーディングカードゲーム
▶遊戯王で言えば増Gうらら墓穴抹殺やらが1デッキぶん入った箱。デュエマで言う招待状セットみたいなもん。それにパックが10パック。4,000円だがバトスピはパック単価が高いので、そらなりに妥当な価格設定。
その代わりスターターデッキを発売しなかった模様。何故かって言うと
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②今すぐ、最強。
買って開けるだけで大会で勝てる構築済みデッキが出た。
[SD65]メガデッキ ニュージェネレーション - 商品情報|Battle Spirits バトルスピリッツ トレーディングカードゲーム
▶アルティメットという「専用の除去札がないと場から退かせない、単体のパワーが高い生き物」が軸になった商品。殴るコントロールデッキとしての完成度が極めて高い。
これ2個買えば有象無象を滅ぼせます。
③ハイクラスパックも来る
[BSC41] GREATEST RECORD 2023 − 商品情報|Battle Spirits バトルスピリッツ トレーディングカードゲーム
▶レアコレ。過去の汎用全部再録。全部にレリーフ仕様あり。公式の出したオリパ。
これらが4月、5月、6月と順々に発売されることを踏まえれば分かる通り、めちゃくちゃ商品展開が上手になってます。
いい意味で『ポケカ化』が進んでますね。バンダイは急にカードゲーム上手になって。
あとはどこまでユーザーを増やせるかだと思います、ガチで過疎っててヤバいので。
④テキストが整備されてきている
ルールが複雑になり、効果も複雑になり、ゲーム速度も上がっています。
その代わりテキストがわかりやすくなりました。ルールを読んでテキストを読めばゲームはつつがなく進行できます。
〔ターンに1回:同名〕などはその最たる例でしょう。
ルールでわからないことがあったらバトスピwikiで調べましょう。アレがいちばん有能です。
始めるなら今しかない。
今なら過疎ってるからカードも安いし。
ではまた。
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こっから下は読まなくていいです。
▪オタク語り
もともとバトスピが他ゲーと比較して劣っているのはその「煩雑さ」だ。
ゲームの進行に必要な“コア”というギミックが邪魔で邪魔で仕方ない。これはプレイヤーのライフであり、マナであり、クリーチャーの維持コストでもある。その複雑さがゲームの面白さに直結してもいるのだが、このコアは物理的に邪魔なのだ。
カードの上に乗せて管理するので、カードを持ち上げるたびに退けなければならない。効果確認にも一苦労。アニメやDCGのように自動的に増えたり回復したりしないため、当然そのあたりも手動によって管理される。おまけに『創界神ネクサス』や『カウント』などの特殊ギミックで更にコアを使う場面が増えてきており、もうマジで馬鹿なんじゃないのってくらいに1ゲームでコアを動かしまくる。
そのコアというのがこれまた小さく、直径1センチ無いくらいの樹脂性の石みたいなやつがコア。落としたらすーぐ失くす(そこは公式も考えてるらしく、何度も何度も商品に付属させ、普通にやってれば余るくらい手に入るようになっている)。
邪魔くせぇ。
遊戯王とデュエマを見てみろ、あいつらルールに則ってカードを40枚集めたらすぐ遊べるぞ。お前はどうだ。青色のツブツブと赤いこんにゃくゼリーみたいなやついっぱい要るじゃん。邪魔過ぎ。
誰もが最初はそう思う。
生き物出せるフィールドも狭いし。
えー、慣れます。
そのうち慣れる。
コア無かったら果汁グミをコアの代わりにすればいい。果汁グミは片付けるときについでに食べることができる。グミは最強だからな、いくらでも食える。スリーブと手は汚れるしもちろんグミも汚れるが、カードやってるオタクは大概もう汚れているのであまり関係はない。
果汁グミを買え